かれこれ8年以上海外に行っていない、というか元々ジープ島に2回行った事があるだけの海外旅行歴。
本当なら夏にラパスへ仲間と行き、外国人との会話を仲間に丸投げするという作戦だったのですがその旅も日程が合わず無くなり、どうしてもアシカと会いたくて確実に休み取得可能な年末年始にパースへ行く事にした。
これまで英語を話す事など全く無かったと言って良い人生でしたので無事に行って帰って来れるのか?という不安の中、下調べの元出発日を迎えた。
パースでワーホリしていた仲間から国際線は3時間前に空港に到着しとくのが常識と聞かされ、ネットで調べてもツアー会社でも2時間30分前に集まるという事が検索されたので問題発生した際に余裕がないの嫌だと思い3時間前に成田空港へ到着。
搭乗券及びチェックインを行おうとするもパスポートの読み込みでエラー表示が出て前に進まない。
すぐにスタッフに声掛けして無事終了、こういう時は悩まず聞いてしまった方が良いですね。
その後荷物を預ける際に問題発生!!

ETASの申請はしてますか?と荷預け時に聞かれるもイータス??聞いた事も無い単語に何ですか?と答える私。
観光でも事前ビザ申請が必要で申請していないと入国できませんとの事、この時の血の気の引く感覚は今後トラウマになるでしょう。
スタッフがその場で申請をしてくれる事になり荷物預け場にて一時間位立ち往生。
シンガポール航空のスタッフは本当に親切で嫌な顔一つせず申請をして頂きました。
悪いのは私なのに「お待たせ致しまして申し訳ありません」と謝られ恐縮してしまった。
無事に申請も通り飛行機に乗れる事に、何だかんだほぼ始めての事だらけで換金など普通の人より時間が掛かったであろう、結果3時間前に来ていて正解でした、空港内ぷらぷらして心に余裕が。
搭乗口付近のリクライニングチェアでスマホいじりながら搭乗時間までのんびりと過ごす。


成田ーシンガポール間は7時間強、朝4:45起床だったのに緊張&飛行機恐怖症からかアネロン飲んだのに全く眠くないので映画を3本観賞(solo:star wars、Mission: Impossible – Fallout、MEG)最後の一本が深海から20m位のサメが水面まで上がって来て人を襲うというパニック映画だったんだけど、これから海行くのに何でこんな映画見ているんだと思いつつ、ついつい止める事無く観てしまった。


そんな中、またまた問題発生! チャンギ空港付近で大雨が降ったらしく着陸に大幅な遅れが出ており一時間以上順番待ちで空中待機となってしまった。乗り継ぎに50分しかなかったので乗り換える予定の飛行機に乗れなくなるという現実に内心パニック、とは言ってもチケット購入時に遅延の際は変更できることを確認していたのでCAさんに相談して到着後に別のエアーに変更してもらうことに。
到着後に出口でパース行きの人の為にスタッフが待機してくれていて、カートで出発搭乗口まで連れて行ってくれる事に、そうです出発を待っていてくれたのです!!
もうこの旅は色々とアクシデントが起こってるが全てシンガポール航空に救われています。
本当にシンガポール航空にして良かったと実感!前評判通り全てが最高のサービスでした。
シンガポール ~ パース間も緊張から全く眠れず映画を二本観て余った時間は映画には足り無かったので音楽聴いてのんびり過ごす。

深夜1時過ぎに到着。
入国手続きは思った以上に問題無く肩透かしを食らった感じで20分も掛からずに無事に入国。

その後はタクシー拾ってホテルへ。

思いっきり単語のみの英語で行き先を伝える。陽気なオージーで日本から来たと伝えると「welcome to perth!」と深夜なのに素敵な笑顔で歓迎感満載!  

その後(多分)何しき来たんだ?と聞かれsea lion swimと答えるとsea lionが分らないらしく会話はここで終了。
そういえばシンガポール空港で少し話したパースに帰宅するという日本に4カ月留学していた女の子がアシカと泳げる事を知らなかった。
意外と殆どの地元民はアシカに興味無くて泳ぐげるという事すら知らない様だ。
日本人が変わっているんだろう。
ホテルは到着日は予約しておらず朝までロビーで待機してアシカに行こうと思っていたのですが飛行機等の移動時に一睡も出来なかったので流石に眠らずにアシカスイムは厳しいと判断して空いている部屋がないかを確認、もちろん英語話せないので単語及びgoogle翻訳で対応、運良く空き部屋もありチェックインしてすぐに就寝。
部屋が広い。一人には贅沢です。




6:00起床
3時間しか寝てないので眠さは残るが初めてのアシカスイムにすぐにテンションマックス。シャワーも浴びずに寝たので朝シャワー浴びてカメラセッティングして待ち合わせ時間にホテル前に。
この日はカーナック島ツアー。参加者は私含め日本人6名に日本人ガイド2名、あとボートに船長とスタッフ1名(2人とも陽気なオージー)。
迎えに来てくれたスタッフさんに昨日別のポイントに行った際にアシカが海に入って来なくてボーズだった事を聞き、かなり焦りを覚える。
もちろん野性なので気分が乗らなければ水中に入って来ない事もある、分ってはいてもやはり入って来て欲しい。
港からは30分位でカーナック島に到着。
島が近付いてくると砂浜に黒い塊が見えるのですがそれがアシカだとガイドが教えてくれる。
目が悪いので頭数迄は観えなかったのですがガイドさんが4頭寝ている事を教えてくれる。
ボートを停泊して皆準備を始める。
私はボートの移動中にウェットなど既に準備していたのでエントリーして良いと言われすぐに入る。
ガイドからは海に入っているアシカがいるので浅瀬に向かえば会えますよと言われていたのでもうテンションの上がり方は尋常じゃありません。
そしてエントリー、第一声はめちゃくちゃ海水冷たくて寒い!!
5mmWET着ているのですよ!! 春先の御蔵島でも3mmで頑張っていたので年末パースの海水温の寒さに衝撃を覚える。
正直、海水温が上がる2・3月に訪れるの分る気がします。エアーも安いし。やはり年末年始はそこしか休み取れない人が来る時期なんですね私みたいに。
そしてアシカとのファーストコンタクト。
二頭のアシカがじゃれあってました。とりあえず潜ってシャッターを切る。


その後はまったく遊び方なんてのは分らないのでとりあえずぷかぷか浮いているとアシカの方からこちらに向かってきます。
とりあえず興味を持ってくれているようです。
その後、他のお客さん達も追い付き皆の所にもアシカは様子伺いするように海底から見上げる様にグルグルと。
水深はとにかく浅いので海底に居てもめちゃくちゃ近い。
その後はアシカもリラックスすると海底にある海藻の上で気持ち良さそうに横になって寛いでいます。

撮りたかった画がすぐに撮れてしまいました。
潜って正面にいると何だこいつって感じで近付いて来てドームポートをぐいぐい押してきます。

ガイドさんに聞いたのですがアシカはイルカの様に音波出す事も無く、視力もそんなに良い訳ではない様で興味ある物を確認する時に鼻先を押しつけて確認するそうです。
鼻に当る感触なのか髭に当っている感触なのか詳しくは分らないそうですがそうやって興味あるものを確認するんだそうです。
とりあえず興味持ってくれる事に喜びを感じつつ水中にいたアシカが陸に上がったので我々も一度ボートに戻る事に、気が付けば1時間近く水中にいました。
ボートで用意されていたフルーツを、フルーツ好きには最高のサービスです。そうこうして寛いでいると6頭のアシカ全頭が海に入った様なので我々も入水。
やっぱり寒い、数頭のアシカが水中で群れており観ているだけで幸せな気分。カーナック島のアシカは恋に破れたオスのアシカ達だそうです。大きいので3m位、年を取るとどんどん黒い毛におおわれてくるそうで若いか年かは色で見分けるしかない様です。


その後も30分以上アシカ達と戯れる。船も増えてきてオージー達がバシバシ泳いでいたので我々はお腹も空いたのでボートに戻る事に。


昼食はBBQ骨付き鳥肉、ソーセージ、エビ、ガーリックトースト、フルーツと最高に美味い。(エビは食べれないので私は食べておりませんがかなり贅沢)。
食事後は30分だけ時間があったので私だけ入水したのですが一時間水中にいたアシカ達はタイミング悪く順番に全頭陸に上がり寝てしまった。終了時間も迫っていたので諦めてこの日のスイム終了。
初日から最高に楽しいアシカスイムとなりました。
ホテル着いてからはシャワーを浴びて写真データをPCに取り込んで少し仮眠。
睡眠不足と疲れからか外に食べに行く元気も無く近くのスーパーに買出しに行ってフランスパンの様なパンにスモークチキンとたっぷりの野菜を挟んだ物とチキンカツロールを購入して部屋で夕食。

そうそうパース物価高い!
日本の数倍の価格で販売されています。

でもこれが思っていたよりも美味しくて満足して就寝。

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